FX初心者が覚えておくべき値動きの理由

FXやってますか?

今回は為替の値動きについて解説します。
初心者の方にもわかりやすく端的にお伝えしますので、興味を持った方は、自身で深堀していきましょう。

値動き理由3選

為替は日々値動きします。
円高、円安などよくニュースでも耳にします。
値動きする理由を簡単にお伝えします。

お兄ちゃん
お兄ちゃん

◆円高・円安をもう一度復習しましょう◆
1年前「100ドルを換金したら10,000円になった」
2年後「100ドルを換金したら9,000円にしかならない」

円の価値が上がっている、すなわち円高になっている
(10,000円ほしいなら100ドルじゃ足りない!110ドルないとダメ!!)

円の「価値」が高くなる → 円高(1ドル100円 → 90円)
円の「価値」が安くなる → 円安(1ドル100円 → 110円)

金利

「通貨は金利が高いところに流れる」
これが一番よく言われています。
しかし金利って聞くと、既にぼんやりしてよくわかりません。
そこで貯金を例に考えてみましょう。

例)
銀行A 100万円を1年預けたら利子が付き、105万円になる(+5%)
銀行B 100万円を1年預けたら利子が付き、101万円になる(+1%)

もしこのような銀行があったら、どちらに預けますか?
ほとんどの人が銀行Aを選ぶと思います。
このように金利(利子)が高いところには、自然とお金が集まってきます。

日本円より米ドルのほうが金利が高い

米ドルしたほうがいい!(米ドルの価値が上昇)

米ドル高になる(反対に円安になる)

といった流れで値動きが起こります。

国の人気

金利による人気もそうですが、何よりも国全体が人気になると、通貨の価値も上がります。(○○高)

例)
今後の日本は可能性が満ちていて、きっと今よりも活性化するだろう。

この場合、国の価値が上がり、通貨も上昇します。
この場合なら円高に動いていきます。(ドル円/135円 → 130円など)

国が今後繁栄していくかを人口、代表企業、地政学などから予測して、人気になっていきそうなところを先んじて通貨を持っておくという形になります。

通貨利用

こちらは国の人気に、連動しているところでもあります。
その国の商品、観光などを利用したい人が多ければ多いほど、通貨は上昇します。

例)
日本は治安がいいし、最先端の商品もあるから日本行きたい!

日本で観光するためにドルを円に変換して使用。

円の利用(需要)が高まる=円の価値が上がって円高になる。

このように使いたい人が多ければ多いほど、価値も上がります。(円高ドル安)

まとめ

以上が主な通貨の値動き理由です。
その他さまざまな要因から値動きをしますが、大きく分けると上記3つに分類されます。
まずはゆっくり覚えていきながら、ニュースなどをこの3つの視点から見てみてください。
本当にニュースの見方が変わってきて楽しめます。

通貨が値動きする理由は主に3つ
金利:金利が高い通貨は上がりやすい
人気:人気がある、人気が出そうな通貨は上がりやすい
利用:その国で通貨を利用する人が多いと上がりやすい

初心者の方にはまずは米ドル/円の取引からです。
アメリカと日本の上記3つを日々観察していきましょう。